原作の髪型をそのまま踏襲していると言ったらそれまでなのですが、一応家族パロでは、ガイナンはディミトリに対して色々と複雑な感情を抱いているのもあって、物心ついてからは父親とは真逆の髪型にしていました（長髪⇔短髪）。それがいつの間にか定着したと。
付け加えると、あんなボサボサに長いと効率が悪いとか邪魔だとか思っていたとか何とか。
ディミトリは基本軸（ガイナン２６歳）時には短髪になり、ガイナンと被りましたが、あれは加齢による毛根の衰えということになってます。ごめんね！！
加齢ならば仕方ないなと思いつつ、短髪に慣れ過ぎて最早髪型を変える気がないガイナンというのも更に余談でした。
ちなみにルベドは父親（ガイナン）リスペクトで同じ髪型が良い～！という感じ。次男はそんな長男に右ならえというのが家族パロ設定でした。
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レステストも兼ねて
毛根の衰えwwww
ほほー。いいですね設定共有！！こるくさんの作品を見るときには髪型に注目しちゃいますし、自分もきっと今後髪型に触れる描写をしそうだ（笑）
以下プチSS！
「髪が伸びましたね、ガイナン様」
そう言ったのは、物心がつく前からガイナンを育ててくれているナニーだった。ガイナンの襟足をそっと手でまとめると、何とか結べそうなほどの長さがある。
「お父様から散髪するようにと申しつけられてはいませんが・・・どうしましょう？私が切りましょうか？それとも、美容室へ行きましょうか？」
「・・・うーん・・・」
ガイナンは読んでいる本に夢中だ。ナニーもそれが分かっているので、無理に返事を求めず、穏やかに笑って優しくガイナンの髪をいじっている。
「やはり伸びると毛先が少しカールするんですね。お父様と同じですね」
「・・・父さんと、同じ？」
ガイナンが本から顔をあげ、後ろを振り向く。ナニーは「えぇ」とうなずいた。
「お二人は、よく似ておられますから。さすが、親子ですね」
「・・・そうかな。・・・切るかどうかは、父さんに聞いてみるよ」
はにかむような照れたような顔を少しだけ見せて、ガイナンはまた本に目を落とした。まだ4歳だというのに、ガイナンは感情をあまり表に出さない。特に、父親に関しては、素直に甘えたりということがない。だが決して、父親が嫌いなわけではないのだろう。『似ている』と言われて、今、心のどこかで喜んでいるのだ…。ナニーはさらさらと、ガイナンの髪を手で梳いた。
「えぇ。わかりました」
「父さん、おかえりなさい」
ディミトリの帰宅はたいてい深夜だ。物音に気が付いて目が覚めたガイナンは、目をこすりながらリビングの扉を開けた。
「どうした、こんな時間に」
振り向いたディミトリが、歩み寄ってくる。そして、ガイナンの前に腰を下ろした。
「・・・寝癖がひどいな。髪を切ったほうがよさそうだ」
ガシガシとガイナンの頭を触る。どうやらはねたガイナンの髪を梳かしているつもりらしい。
「・・・父さん。ナニーがね、僕の髪、長くなって父さんに似てるって」
きっとガイナンは期待したのだろう。『そうだな、お前は私によく似ているな』と言われることを。
「・・・そうか？お前の髪は私の髪よりまっすぐだ。似ていないよ」
しかし、あっさりとディミトリは否定する。彼は、子供の小さな希望を掬い取るような器用なことは、できない人間だったのだ。
「・・・そうですか・・・」
「ナニーに髪を切るように明日言っておこう。さあ、もう寝るんだ」
急かすように、ガイナンは暗い廊下に追い出されてしまった。パタン、と後ろで閉まるリビングの扉。ガイナンは伸びた自分の襟足を、ギュッと握りしめた。
「・・・いいんですか？」
「うん。すっごく短くして」
翌日、鏡の前で椅子に座り、散髪用のマントを纏ったガイナンの姿があった。ナニーがはさみを持って、少し困惑した顔をしている。
「たくさん切っておけば、邪魔にならないし、次切るまで時間があくでしょ？ナニーの仕事も減るしね」
さぁ切って。とガイナンが言う。
「わかりました。では、短めに切りますね」
ナニーはガイナンの髪を掬い、ざく、ざく、と切り始めた。
黒い髪の毛が、はらりはらりと、ガイナンの胸の前の方にも舞って落ちてくる。その髪の毛を見ながら、ガイナンは思うのだ。
（・・・父さんなんか、嫌いだ）
自分で思ったその言葉に、ガイナンの胸は小さくちくりと痛んだ。
ほほー。いいですね設定共有！！こるくさんの作品を見るときには髪型に注目しちゃいますし、自分もきっと今後髪型に触れる描写をしそうだ（笑）
以下プチSS！
「髪が伸びましたね、ガイナン様」
そう言ったのは、物心がつく前からガイナンを育ててくれているナニーだった。ガイナンの襟足をそっと手でまとめると、何とか結べそうなほどの長さがある。
「お父様から散髪するようにと申しつけられてはいませんが・・・どうしましょう？私が切りましょうか？それとも、美容室へ行きましょうか？」
「・・・うーん・・・」
ガイナンは読んでいる本に夢中だ。ナニーもそれが分かっているので、無理に返事を求めず、穏やかに笑って優しくガイナンの髪をいじっている。
「やはり伸びると毛先が少しカールするんですね。お父様と同じですね」
「・・・父さんと、同じ？」
ガイナンが本から顔をあげ、後ろを振り向く。ナニーは「えぇ」とうなずいた。
「お二人は、よく似ておられますから。さすが、親子ですね」
「・・・そうかな。・・・切るかどうかは、父さんに聞いてみるよ」
はにかむような照れたような顔を少しだけ見せて、ガイナンはまた本に目を落とした。まだ4歳だというのに、ガイナンは感情をあまり表に出さない。特に、父親に関しては、素直に甘えたりということがない。だが決して、父親が嫌いなわけではないのだろう。『似ている』と言われて、今、心のどこかで喜んでいるのだ…。ナニーはさらさらと、ガイナンの髪を手で梳いた。
「えぇ。わかりました」
「父さん、おかえりなさい」
ディミトリの帰宅はたいてい深夜だ。物音に気が付いて目が覚めたガイナンは、目をこすりながらリビングの扉を開けた。
「どうした、こんな時間に」
振り向いたディミトリが、歩み寄ってくる。そして、ガイナンの前に腰を下ろした。
「・・・寝癖がひどいな。髪を切ったほうがよさそうだ」
ガシガシとガイナンの頭を触る。どうやらはねたガイナンの髪を梳かしているつもりらしい。
「・・・父さん。ナニーがね、僕の髪、長くなって父さんに似てるって」
きっとガイナンは期待したのだろう。『そうだな、お前は私によく似ているな』と言われることを。
「・・・そうか？お前の髪は私の髪よりまっすぐだ。似ていないよ」
しかし、あっさりとディミトリは否定する。彼は、子供の小さな希望を掬い取るような器用なことは、できない人間だったのだ。
「・・・そうですか・・・」
「ナニーに髪を切るように明日言っておこう。さあ、もう寝るんだ」
急かすように、ガイナンは暗い廊下に追い出されてしまった。パタン、と後ろで閉まるリビングの扉。ガイナンは伸びた自分の襟足を、ギュッと握りしめた。
「・・・いいんですか？」
「うん。すっごく短くして」
翌日、鏡の前で椅子に座り、散髪用のマントを纏ったガイナンの姿があった。ナニーがはさみを持って、少し困惑した顔をしている。
「たくさん切っておけば、邪魔にならないし、次切るまで時間があくでしょ？ナニーの仕事も減るしね」
さぁ切って。とガイナンが言う。
「わかりました。では、短めに切りますね」
ナニーはガイナンの髪を掬い、ざく、ざく、と切り始めた。
黒い髪の毛が、はらりはらりと、ガイナンの胸の前の方にも舞って落ちてくる。その髪の毛を見ながら、ガイナンは思うのだ。
（・・・父さんなんか、嫌いだ）
自分で思ったその言葉に、ガイナンの胸は小さくちくりと痛んだ。
ｷﾀｰｰｰｰ!!!!!
んあーーー！！！？？？まさかのSSゲットぉおおーー！！！ﾄﾞｺﾄﾞｺﾄﾞｺ
髪とかいう大変な俺設定な部分に反応もといお宝を有り難うございます！！！このネタ、使おうと思っても使いどころがなさ過ぎて、ずっと私の中では裏設定になっていました…ｗ
パパにもこんなにいたいけない可愛い時代があったのかと思うと萌え出づる何かを抑えきれないですね…ﾊｧﾊｧ。何だかんだで心の底ではお父さんが好きなんだなぁとほっこりしました。ナニーが新たに出てきたのもいいですね！やっぱりボンボンなんだな～（笑）と思うのと、親子だから似ていると直接言ってくれるのも２人を知るナニーだからこそ出る台詞ですね。ああ～～またこれネタが…ネタが…！！家族パロまじで楽しすぎる沼です…ふぅ…
この応酬がまた出来るかと思うと投稿の楽しさもまた倍ですね！あらためてよろしくお願いします～！！
髪とかいう大変な俺設定な部分に反応もといお宝を有り難うございます！！！このネタ、使おうと思っても使いどころがなさ過ぎて、ずっと私の中では裏設定になっていました…ｗ
パパにもこんなにいたいけない可愛い時代があったのかと思うと萌え出づる何かを抑えきれないですね…ﾊｧﾊｧ。何だかんだで心の底ではお父さんが好きなんだなぁとほっこりしました。ナニーが新たに出てきたのもいいですね！やっぱりボンボンなんだな～（笑）と思うのと、親子だから似ていると直接言ってくれるのも２人を知るナニーだからこそ出る台詞ですね。ああ～～またこれネタが…ネタが…！！家族パロまじで楽しすぎる沼です…ふぅ…
この応酬がまた出来るかと思うと投稿の楽しさもまた倍ですね！あらためてよろしくお願いします～！！
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専こるく ＆ いお