ミルチア大学医学部附属病院

次に書こうと思っているSSが、アンドリューネタなので、一度病院についてまとめておこうと思います。
家族が全くと言っていいほど関係していません（笑）

ミルチア大学医学部附属病院は、現在次の院長を決めるための壮絶な権力争いが繰り広げられています。
紆余曲折を経て、候補が二人に絞られている状況。

第一外科教授：ヨアキム・ミズラヒ
第二外科教授：セルギウス

院長を決めるにあたっては、一応病院内の全医師を対象にした選挙が行われるのだが、当然医局員たちが自由に投票するわけではない。各科教授たちの意向がそのままその科の医局員たちの意向になる（大学における「科」とは軍隊か893の組のイメージで）。そのため第一外科、第二外科の下っ端過ぎないかといって上すぎない真ん中あたりの人間たちが、裏から手をまわして各科の票を取り集めようとしている感じ。
アンドリューは第二外科の医局長で、この選挙対策を押し付けられている人。現在若干第一外科のヨアキムの方が有利と目されているので胃が痛い毎日を送っているかわいそうな人。

ちなみに大学病院での序列は
教授→准教授→講師→助教→ただの医局員たち　となっています。医局長とは医局内の色んな取りまとめをする係みたいなもので、とっても大変ですが偉いわけではありません。アンドリューも医局長で日々苦労していますが、助教です。

各科紹介

■第一外科
教授：ヨアキム
准教授：セラーズ

■第二外科
教授：セルギウス
准教授：マーグリス
ペレグリー、アンドリューはここ所属

リヒャルトやヘルマンなど、オルムスの皆様は第一外科か第二外科に振り分けたいところですが、正直その辺のキャラの関係性を覚えていないので割愛します（笑）

で、ジンについて。
これは今までこるくさんともお話したことがないので完全なる私の妄想設定なのでこるくさん、想定と違ったら言ってくださいね！

ジンは数年前、まだ院長戦が勃発する前に第二外科に所属し、医局長をやっていた。
外科医としても有能だし医局長の仕事もそつなくこなしていて、当時の教授にも気に入られていた。そのままとんとんと講師になり、教授がセルギウスに代わる際、次の准教授はジンではないかとみんなが思っていた。が、同じように内外から高い評価を受けていた同期であるマーグリスも候補だった。このとき若干医局内でごたつきがあり、結局准教授にはマーグリスがなり、ジンは医局を出て行かざるを得ない状況になってしまった。
元々ジンは権力にも興味はないし、セルギウスとは折り合いが悪かったので、あっさり医局をやめてしまった。マーグリスの方がジンへの執着は強く、医局にとどめようとしたらしいが失敗。医局と大学を捨てたジンを恨みに思っている。
ペレグリーはマーグリスとジンより少し年下で、ジンの恋人だった。大学の医局を辞めるというのは結構大変なことで、まだまだ外科医として発展度途上であったペレグリーにはジンについて一緒に辞める勇気がなかった。
『もし、ジンが結婚してくれるなら、一緒に辞めてついていく。外科医の道は諦めて、他の道を探しつつ、貴方の家庭を支えたい。』
と、ペレグリーは思っていたのだが、ジンはそれを認めなかった。優秀なペレグリーの外科医としての道を、自分のために閉ざすわけにはいかないと思ったからだ。ペレグリーはそれでもいい！！と思っていたのだが、結局ジンはペレグリーも捨てて、大学病院を去っていった。
残されたペレグリーは今は立派な外科医となり、マーグリスの右腕として働いている。ジンの事を恨みに思ったこともあるようだが、今でも多分きっと好きなんだよね！！
ジン→←ペレ←マーグリス　の構図があるのですよたぶん！！

で、医局を辞めたジンは、実家でのんびり古本屋を開業。そしてフリーの外科医として働いている。腕は確かなので雇ってくれるところは方々にあるため、そういうところでちょいちょい働いている。常勤になってくれと言われるが、やはりどの病院も少なからず医局の息がかかっているため、断っている。外科をするのが体力的に辛くなってきたら、古本屋を医院に変えようかなーなんて考えている。
ルベドとアルベドは、ジンが医者であることは知らない。ジンの家に遊びに行くのは大体金曜日の午後と決まっているし（週末の宿題をみてもらうため）、次に会いに行く日も約束してからいくため、ジンが働いている時には来ない。たまに様子を見に来ても、古本屋が閉まっていることも多いことはルベド達も知っている。

ジンペレ好きなので、何とか幸せにしてあげたいのですけどね～。


さて、他の科で決まっているキャラクターは・・・

■精神科
教授：ディミトリ
准教授：ゾーラ
ディミトリはもともと精神科の医師だったわけではない。医師免許は何となく若いころに取っていたけれど、仕事はもっと多岐にわたって色んなことをしていた。歳を取って世界中を飛び回るのが疲れてきたので、そろそろ腰を据える場所でも・・・と思ったのか、いつの間にか精神科の教授に収まっていたって感じ。そのあたりも含めて謎の人物であることに変わりなし。
研究内容が精神とかそっち方面だったから、精神科なのかな？みたいな。
ゾーラとは昔から知り合いのようだが、その辺りも謎に包まれている。ちなみにゾーラは決してガイナンの母親ではない。

■小児科
シャロン：ジギーの奥さん
そのうち出したいキャラですが、私はシャロンさんをよく知らないのです（笑）

■産婦人科
ローマン
多分地位的には講師くらいじゃないかなローマンは。

■歯科口腔外科
教授：ヘルマー
ガイナンはここに所属している。
（歯科口腔外科とは、一般の歯医者さんがさらに試験やらなんやらクリアしてGETする資格です。一般の歯医者さんでできる治療ももちろんやりますが、そこでは手におえないことをやります。口～顎あたりの疾患の専門科でしょうか。腫瘍や顎骨折などで全身麻酔の手術も行います。）
ミルチア大学医学部附属病院の一医局ではあるのだが、歯科であることに変わりないので、医学部ではなく歯学部の管轄。そのため医学部の医局とは距離もあるし雰囲気も違う。
ヘルマーは温厚で人辺りもいいが、決してただのいい人ではなく、政治的な手腕もある。変人ぞろいの教授会でもうまいこと立ち回っていて、一目置かれている存在。
ガイナンとヘルマーの出会いについてもあれこれ考えたんですが、これだというネタは今のところ私は思い浮かんでいません。
研修医にメリィ。歯科口腔外科で事務として働いているのがシェリィ。
メリィがここを目指すに至ったバレンタインネタは長すぎて去年挫折しましたが、今年も書けそうにありません（笑）


そんな感じでしょうかね。
またいつものごとく、思いついたら追記します！